高次機能障害、脳脊髄液減少症について

高次機能障害、脳脊髄液減少症について

「脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)」は、現在の医学では原因がまだ解明されておらず、病状の定義すら明確にされていないなど、研究分野としての歴史が浅く、治療方法なども確立されていません。

そのため、保険会社も将来の介護費用や慰謝料等の保険金の支払いを拒否し、さらには治療途中でも治療費を打ち切るなど、事故の後遺症害で苦しめられている被害者にとっては、大変な苦労を強いられています。

「脳脊髄液減少症(低髄液圧症候群)」とは、
頭部周辺に衝撃を受けることで脊椎の硬膜が破れて、脳脊髄液が漏れ、そのため激しい頭痛やめまい、歩行障害など引き起こします。

脳脊髄液とは、
脳室を満たす無色透明な液で、中枢神経系を衝撃から保護し、内圧を調整し、中枢神経の不用物質を除去する機能があります。
全量は100~150ccあり、脊髄部で吸収されます。
正常圧は、横臥位で120~150水中mmです。

中枢神経系の病気の際には、性状、圧が変化します。

現在行われている治療方法としては、脊髄に血液を注入し、血液の凝固作用で露出を止める「ブラッドパッチ」という方法があります。

医学会では十数万人の潜在患者がいるとする説がある一方、否定的な意見も多くあります。
そのため、日本脳神経外科学会では現在、同病のガイドラインの作成を進めていますが、作成自体の内容(基準)について、問題があるとの指摘もあります。

以上のように、「脳脊髄減少症(低髄液圧症候群)」における被害者を取り巻く環境は、まだまだ非常に厳しいものがありますが、一日も早く診断基準が定まり、治療方法が確立し、被害者の救済が図られるべく保険会社等の損害賠償基準が明確になるよう切望する次第でありす。

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